みなさんこんにちは!ちえこんです!
リカレント、学び直しをテーマにしたイベントでの、「今でしょ!!」の林さんの講演を聞きに行ったことがありまして。
リカレント、学び直しをテーマにしたイベントだったのでそれに沿った話をしてくださったのですが、
今と昔の時代の変化から、これからをおもしろく生きていくために、必要な考え方だなって思ったことをまとめましたので、ご覧くださいませ~!
今の時代はライフスタイルが見えにくい。今までのライフスタイルでうまくいく確率が減っている

「高度経済成長期~バブルな時代」。この時代はライフスタイルがわかりやすかったんですね。
学校行って → いい大学入って → 就職して → 結婚して → 家買って → 定年まで働いて → 年金生活
「普通が一番」「安定が幸せ」。そんな時代でした。
林さんはもっと昔の話もしてくれていました。
江戸時代。同じことを繰り返せば生きていける時代。
おじいちゃん、おばあちゃんを見れば、変化の少ない時代だったのでどうなっていくのかがわかりやすいと話してくれていました。
逆に、変化を好む人間は生きづらかったでしょうね。
今の時代はどうでしょう?
いい大学、いい会社に入れば将来が安泰。
そんな時代ではなさそうですね。
フリーランス、二拠点生活などいろんなライフスタイルがあります。
選択肢が多すぎて迷子になる人もいるかもしれませんね。
時代の流れがはやいので、自分が親や祖父母の年になってどうなっているのかは正直イメージしにくい時代だと思います。
よく言えば、自由に選択をしていける時代。
江戸時代とは逆に変化を好む人は生きやすくなったかもしれません。
みなさんは、どの時代が生きやすいですか??
ピーターの法則:「なんであの人が上司に…?」を説明できる得意な仕事で出世すると不得意な役職に就くのが組織

これ、聞いたことありましたか?
衝撃でした。
でも、「ホンマやわ!」って思いました。
林さんは自分のマネージャーさんの実話をもとにお話してくれてました。
平社員(営業エース)
毎日足で稼いで、お客さんに顔を出して、雑談から契約に持ち込む。
「現場の信頼、No.1!」な人。
↓ 見込まれて課長へ昇進!
課長になると…
「Aさんの進捗は? Bさんの数字は?」
部下の管理に追われて、現場には出られず。
“自分で動く”から“指示を出す”へ。
でも教えるのは、得意じゃない。
↓ それでも、頑張って部長へ昇進
部長になると…
「今期の目標は○○。頼んだよ」
会議と数字と方針ばかり。
現場の空気は、遠くなった。
あれ? 昔、苦手だった上司と似てきたかも…。
オレ、そんなこと、したかったっけ???
有能だった人ほど、昇進していって、最終的に「向いてないポジション」で止まってしまう。
好きだったこと、得意だったこととは離れてしまう。
昇進=成功、とは限らないんですね。
「適材適所」ってよく聞く言葉ですが、みなさんが今いる場所は「適材適所」ですか?
「やりたいこと」と「できること」
ピーターの法則からも、この話に尽きる気もするのですが、いっぱい伝えたいことがあって。。。
まずはこの図を見てくださいね。

「やりたい」「やりたくない」横軸と
「できる」「できない」縦軸でグループ分けをしました。
それぞれ見ていきますとね
①「やりたくて できること」 これは問題ないんです。
③「やりたくなくて できないこと」 これも影響ないんです。
④「やりたいけど できないこと」 これは影響が大きくて、
②「やりたくないけど できること」 これをどうするか
なんですね。
林さんが言ってくれてたのは、何にこだわるかはみなそれぞれだということ。
やりたいことにこだわるのか
できることにこだわるのか
結果にこだわるのか
④にこだわるのか、②にこだわるのか。
自分が生活する中ではいろんな「場」がありますね。
家族、友達、職場、学校、習い事、その他いろんなコミュニティ。
自分で所属することを決めた場もあれば、居たくないけど、、、、な場もあるかもしれませんね。
そのいろんな場で、
自分は何ができるのか、自分を知っておく。
林さんはご自分のことを例にお話をしてくれていましたが、テレビのお仕事は「やりたいこと」ではないそうです。
「できるからやっている」そうです。
林さんはその「やりたいことではない現場」で自分の「できること」は何なのか、そこを掘り下げて今があるとおっしゃっていました。
塾の講師だった、林さんが新しい「テレビ」という環境に行くとき、過去の「実績」は役に立たず、過去の「能力」を徹底的に使ったそうです。
予習、復習を思いっきりやって、「実績」を出してきた「能力」「知識」を新しい環境で使っていったそうです。
出演者を観察し、出演者に対して自分は何ができるのか、その番組において自分は何ができるのかを考え実行するを繰り返したそうです。
林さんはきっと「できること」にこだわったんでしょうね。
私が思うに、「やりたいことの中で、できることを探す」のと、「できることの中で、やりたいことを探す」のでは、大きく意味が違います。
第一歩は「できることの中で、やりたいことを探す」でもいいでしょう。
でも「やりたいことの中で、できることを探す」からこそ続けることができるんだということ、覚えていてほしいです。
すぐに「やりたいこと」から発進できなくても、「やりたいことから今を見ること」で「自分らしいおもしろい生き方」に繋がっていくことを知っていてほしいです。
今の自分はどんな状態ですか?
できることの中で、やりたいことを探す?
やりたいことの中で、できることを探す?
考えてみてくださいね。
「やりたい」と思う根本は全て情報から。「情報は欲望の母である」

こんな話もしてくれていました。
「情報は欲望の母である」
簡単に言えば、
知らなきゃ、欲しくもやりたくもなかったんじゃない?
ってことです。
「やりたい」「欲しい」と思う根本は、全て情報。
例えば、「食べたい」や「欲しい」と思うのは、行列ができていたり、テレビや人の話から
「あそこのお店日本初上陸らしいよ」
「あのお店でしか手に入らないらしい」
とそんな「限定」や「特別」感からそう思うようになっているのではないでしょうか?
いかに正確に情報を捉えていくか。
それホントに欲しかった?やりたかったの?
内なる声にどれだけ耳を傾けられるのか?
「なぜ?」の部分をしっかりと見ていくことができれば、正確に情報を捉えていくことができますよ。
学ぶということ

日本ほど大学に入って勉強しなくなる国はないそうです。
外国の事情に詳しいわけではないですが、外国は入学するのは簡単だけど、卒業するのは難しい、そんなイメージ。
日本はその逆。入学するのは大変だけど、卒業するのはそれほどでもない。
今までめっちゃ勉強してきたのに、社会に出てまでまだ勉強しないといけないの?
そんな風に感じることもあるかもしれませんね。
私が思うに、学校時代の「勉強」というのが、自分がやりたくないことも含んでいたので、「もう勉強なんてまっぴらだ」と社会人になってからは思うかもしれませんね。
仕事上仕方なく資格を取る必要が出てきて、忙しい合間を縫って、「イヤだな~」と思いながら「勉強」をしないといけない。
そらしんどいです。
社会にでて何を学んだのか。
そこそこ社会人歴を重ねてきた人にとっては、これまでの自分を振り返ることになるので、目をそむけたくなる人もいるかもしれませんが、、、ここのところ言語化できると、これからに活かせそうです。
「やりたこと」と「できること」の視点から、
学びによってできる範囲を広げることができる。
学ぶ内容も大事だが、学ぶ習慣が大事。
そんな話もしてくれていました。
社会に出ると、「学ぶ」機会は自分で作らないとありませんよね。
社会に出てからの「学び」は、学校とは違って学びたいことを学べばいい。
学ぶ機会を自分で作る必要はあるけれど、選ぶことができる。
本来「学ぶ」ことは楽しいはずなんですよね。
知らないことを知る。興味を持つからこそ深めようとする。
本来の「学ぶ」であれば、社会人になってたってどんどんやっちゃうかもしれない。
余計なことに忙殺されるとよい機会も逃してしまうかもしれません。
ぜひ、「学びたいことを学ぶ」という意味で「リカレント」という言葉をとらえたいなと思います。
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