みなさんこんにちは!ちえこんです!
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「経済」が略語だとは知りませんでした。
こちらの本でそんなお話が出てきておりました。
きみのお金は誰のため 田内学著
ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
「経世済民」とは「「世(よ)を經(を)さめ、民(たみ)を濟(すく)ふ」
「世の中をよく治めて、人々を苦しみから救うこと」という四文字熟語。
皆が協力して働いて、みんなが幸せになることなのですね。
由来はこの「経世済民」という言葉からのようですが、現在の「経済」の
イメージとは少々違う感じがします。
ちょいと「wikipedia」さんで調べていると、貨幣経済が江戸時代の後期になって浸透してきて、
「社会生活を営むのに重要な生産や消費や商売などの活動」という今日の「経済」の意味合いに近い状態になってきたそうです。
その後、西洋から「economy」という言葉が入ってきて、それを「経済」と訳すことで
先に書いていた今日の経済の意味合いが強くなり、由来に合った「経世済民」の意味合いが薄れていったそうです。
あー薄れていってしまったのか。。。
この本は、対話形式で書かれていて、ストーリーが展開されていく中で、
副題にあるように、投資で莫大な資産を築いたボスが「お金の謎」と「社会のしくみ」を
教えてくれています。
登場人物に中学2年生の男の子がいるので、非常にわかりやすいですよ。
「お金自体に価値はない。」
この言葉は私も使っていました。
お札には「日本銀行券」と書かれております。
チケットやん。
自分の財布だけを見ていたら、増えたり減ったりしてるけど、
もっと大きい視野でみると、お金は移動しているだけ。
私が払ったお金は誰かが受け取り、そのお金はまたどこかに移動する。
発行された「日本銀行券」の枚数は変わらないんだから、増えたり減ったりしないな。
「お金自体に価値はない(2回目)。」
わかっていたけど、この本を読むことで、ものすごくしっくりとしました。
話が飛びましたが、「経済」でもともとの意味である、「皆が働いて、皆が幸せになる」世の中にしていきましょ!
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