みなさんこんにちは!ちえこんです!
お金を中心にした生活からの卒業
コロナ禍あたりから、いろんなタイミングが重なって、働き方、生き方改革をしてきました。
そのうちの一つに「保育士の資格を取る」というのがございました。
お金を中心にした生活を卒業したいなと考え、自分が居たい環境を考えました。
「働く」をもっと自分の時間にしたい、拘束されている時間と考えたくない、楽しくおもしろい時間にしたい。
そこで出てきたのが
「人間の本質を大切にしたい。それを忘れないでいたい。」
そんな思いでした。
そして「おもしろいことしかしない」と決めたので、
「人間の本質に触れられる、おもしろい場所」で働こうと思いました。
その答えは、「子どもと触れ合う場所」でした。
そんなこんなで「保育士の資格を取ろう」となったわけです。
約1年間、独学ではありますが保育士資格の試験勉強をした中で確信したことがあります。
それは
私が大切にしたいと思っている
「自分が自分らしく、あなたがあなたらしく生きること」
ということは、
「人が成長すること、生きていくことにおいて超大切なこと」
と確信しました。
それぞれ持っているものを育てる。
ほかから持ってくる必要はない。
みんな持っている。
それを育てる。
大人になると
もともと持っていたものが育っているのか、
ほかから持ってきたものを育てているのか、
わからなくなっている人や気付いていない人
いるかもしれません。
あなたはどうですか? 何が育ってますか?
私の場合、ほかから持ってきたものを「自分」として育てていたように思います。
もともと持っていたものは たまに顔を出してくれていたおかげで、
「違和感」として私の中に残っていて、
やっと気付くことができて今に至っています。
大人だって毎日楽しくおもしろくっていいんです

小学生になる前の子供 をイメージしてみてください。
もし覚えているのであれば 自分でもいいですよ。
きっと笑顔だったり、思いっきり泣いていたり、無邪気に遊んでいたり。
周りのことなど気にせずに、汚れようがどうなろうが、後先など考えず
自由にやりたいことをやっている姿ではないでしょうか?
大人だって毎日楽しく、おもしろく笑顔で過ごしていたい。
でも、なんだか難しく感じる。
そんなことをしていては「いい」大人になれないと感じる。
子どもから大人に成長する間で自分の中に湧き上がることよりも
周りとの協調を優先するようになって
気が進まないことも自分に適当な理由をつけてやり過ごす。
そんな経験はないですか?
これを続けることによって「毎日楽しく、おもしろく」を難しく感じるようになる。
このブログではそんなあなたに向けて
「毎日楽しく、おもしろく」を普通にするためのエッセンス
を たくさん ちりばめていますので、ほかの記事もぜひ読んでくださいね。
日常に活かせる「バイスティックの7原則」

前置きが長々となったのですが 今回お伝えしたかったのは
保育士資格の試験勉強で、
これは日々の生活の中でも大いに活躍してくれる!
と感じた「原則」がありましたのでお伝えしたいと思います。
保育士試験の科目は
人間の発達や、子供の心理、食や保健、
子供の教育や発達に関わる昔の偉人さんたちのこと、
いろんな法律、保育のみならず社会福祉の分野も学びます。
社会福祉の分野でよく登場していた
「バイスティックの7原則」というものがあります。
対人援助に関わる援助者の援助技術の基本とされています。
わかりやすく言うと、
手助けが必要な方の話を聞いたり、手伝ったりするときの心構えといったところです。
「心身の障害があり社会生活が困難な方や、介護が必要な方などを援助する側の人の心構え」というところですが
私たちの暮らしの中の対人関係にも大いに役立つ考え方です。
人間関係でなんだかモヤモヤしたり イラっとしたりしたときに
この「バイスティックの7原則」を用いると
自分の行動や思いを振り返り 気づきが得られたり
相手のことを理解することが出来たり
問題や悩みを解消することが出来ると思います。
「バイスティックの7原則」は以下の7項目です。
- 個別化の原則
- 意図的な感情表現の原則
- 統制された情緒関与の原則
- 受容の原則
- 非審判的態度の原則
- 自己決定の原則
- 秘密保持の原則
イメージしにくい言葉遣いもありますよね。
私たちの生活に役立つ形で私なりの解釈を加えてご紹介します。
1.個別化の原則 →人それぞれ。同じ問題は存在しない。
「十人十色」という言葉があるように、同じ人などいませんよね。
似たような悩みや問題でも、育ってきた環境の違いや価値観の違いによって
受け止め方は様々です。
自分にとって大きな問題でも、
ほかの人には大した問題で無かったり逆もしかり。
目の前の出来事を 自分からの視点、相手からの視点で考えてみる。
2.意図的な感情表現の原則 →相手の感情表現は自由であることを知る。
特別な訓練をしていない限り、
常に相手のことを考えて行動出来る人は少ないです。
自分には思いもよらない感情が
相手に宿っていることもあり得ますよね。
相手のコンディションもいい状態ではないかもしれません。
もしかすると
自分の態度が原因で
相手の感情を左右しているかもしれません。
相手の感情表現を鵜吞みにせず、
自分の態度、思考を振り返ってみる。
3.統制された情緒関与の原則 →自分が感情に支配されない。相手の感情に飲み込まれない。
いつもならなんとも思わない言葉や態度も、
今日はなんだか引っかかる。。。
相手の言動、行動を正確に理解できているかな?
相手の感情表現に影響されて、
過度な共感、反発をしていないかどうか確認。
4.受容の原則 →ありのままを受け入れる。決して頭から否定せずどうしてそういう考え方になるか理解する。
自分と違う意見を受け入れにくかったり、
否定されて嫌な思いをしたり。
売り言葉に買い言葉。
否定されれば反発したくなりますよね。
出来事はただ起こっているだけ。
余計な解釈をせず、ただ受け入れてみる。
5.非審判的態度の原則 →相手を評価しない。善悪の判断をしない。
いいも悪いも、
時と場合により判断は変わりますし
それは自分で判断すること。
相手の判断を評価しない。
6.自己決定の原則 →あくまでも自分の行動を決定するのは自分。相手も同様。
周りの意見を参考にすることはあっても、
あくまで決めるのは自分であったり、その当事者。
基準を確認し、相手の判断、そして自分の判断を大切にする。
7.秘密保持の原則 →プライバシーは絶対に他方へ漏らしてはならない。
相手の個人的な情報。それを口外しては信頼関係は生れません。
また他人のことを口外する人のことは信用できませんよね。
個人的な情報に限らず、
Aさんから見たBさんの評価をCさんに話したり、
良いと思われる評価ならまだしも
悪い評価は誰にとってもいいことはありません。
自分以外の人の情報の扱いは十分に気を付ける。
いかがでしたでしょうか?
私が書いているブログや音声発信で紹介している、
「おもしろい、自分らしい生き方」を進めるにあたって
必要だなと思われる考え方が
「バイスティックの7原則」にもありました。
ただ、一つ付け加えたいことがあります。
前述したように「バイスティックの7原則」は
「援助が必要な人を援助する人」の心構えのようなもので、
相手を理解する、受け入れることが前提です。
私たちの生活の中では
続けたくはないが 今どうしても関わる必要がある
ような人間関係もあるかもしれません。
上記の原則を用いて接してみたけど、、、、、
なこともあるでしょう。
そんな時は「関わる頻度を減らす」または「関わらない」
という選択肢もあることを一つ付け加えたいと思います。
「悩みの9割は人間関係」という心理学者さんもおられます。
相手をコントロールするのは難しいですが、
自分をコントロールすることはできます。
自分も周りも大切にできる考え方をぜひ取り入れてくださいね!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
お役に立てていただいて「ありがとう」な毎日をお送りください♪