みなさん、こんにちは!ちえこんです!
「また、この話か…」起業家仲間との集まりに、虚しさを感じていませんか?
「お客さんにドタキャンされて振り回された~」
「イベントの主催者の段取りが悪くてほんと大変だった」
「コラボしたけど温度差がありすぎてうまくいかなかった」
などなど。。。
起業家仲間との飲み会やランチ、最初は刺激的だったのに、最近は愚痴や不満のループになっていませんか?
「わかるよ、大変だよね」と共感し合った後、なぜかドッと疲れていたり、「結局、何も解決しなかったな…」という虚しさを感じたりしたことは?
その感情は、あなたが「もっと前に進みたい」と願っている証拠です。
仲間との大切な時間を、単なる「傷のなめ合い」で終わらせてしまうのは、あまりにもったいない。この記事では、その時間を未来へのエネルギーに変える方法を提案します。
なぜ私たちは「傷のなめ合い」をしてしまうのか? ー共感を求める理由
まず大前提として、愚痴や不満を言うこと、そして共感を求めることは決して悪いことではありません。安心したい、人に受け入れられたいという自然な欲求です。
孤独な戦いを続ける起業家にとって、悩みを分かち合い、「自分だけじゃないんだ」と感じられる時間は、心が折れそうな時に、どれだけ救われることか。
しかし、問題は「共感」がゴールになってしまうこと。
「大変だよね」で思考が停止すると、課題は課題のまま放置されます。
慰め合うことで一時的な安心感は得られますが、それは現状を肯定するループの始まり。気づけば、同じ愚痴を何度も繰り返している…なんてことに。
これは心地よい「停滞」です。
会話を『未来への作戦会議』に変える、魔法の言葉「じゃーどうする?」

仲間が口にする愚痴や不満は、実は事業を改善するための貴重な「生の情報」です。
「クライアントの反応が悪い」→「顧客満足度を上げるヒントは?」
「集客ができない」→「ターゲット層に情報が届いているか?」
愚痴を「解決すべき課題」と捉え直すことから始めてみましょう。
「共感」から「提案」へシフトする3ステップ
Step1: まずは全力で受け止める(共感)
相手の話を遮らず、「そうなんだ、それは大変だったね」「なるほど、そんなことが…」と一旦すべて受け止めます。
Step2: 問題の核心を一緒に探る(深掘り)
共感を示した上で、「その問題の一番の原因って何なんだろうね?」「もし、自由にできるとしたら、どういう状態が理想?」と、少し視点を変える質問を投げかけます。
Step3: 「じゃあ、どうする?」(未来志向)
ここが核心です。「何か小さく試せそうなことってあるかな?」「他の人はどうやって乗り越えてるんだろう?」「私に何か手伝えることある?」など、具体的な次の一歩(アクション)に繋がる問いを投げかけてみましょう。
自分が悩みを打ち明ける際も、「ただ聞いてほしい」ではなく、「今こういうことで悩んでて、何かよいアイデアないかな?」と、最初から「相談」の形で持ちかけると、相手も建設的なモードで話を聞いてくれます。
あなたの言葉が、周りの環境を作る ー『建設的な人』は引き寄せられる

波長の法則:あなたの周りには、あなたと同じ思考の人が集まる
いわゆる「類は友を呼ぶ」法則ですね。
あなたが常に「じゃーどうする?」という未来志向の問いを投げかけていると、どうなるでしょう?
その思考の刺激を「おもしろい!」「有益だ!」と感じる、同じように成長意欲の高い人たちが、自然とあなたの周りに残ります。会話は自然と、互いの事業をよくするための意見交換や情報交換の場へと変わっていきます。
一方で、「ただ話を聞いて慰めてほしいだけ」の人にとっては、あなたとの会話は少し「しんどい」ものに感じるかもしれません。「説教されているみたいだ」と感じる人もいるでしょう。
結果として、そうした人たちとは自然と距離ができていきます。
これは決して、誰かを見捨てるという冷たい話ではありません。
自分の限りある時間とエネルギーを、どこに投資するかの選択です。あなたは、未来を共に創っていく仲間と、より濃密な時間を過ごすことを選んだだけなのです。
【まとめ】さあ、次の集まりを「未来への作戦会議」にしよう

起業家仲間との会話が「傷のなめ合い」になるのは自然なこと。でも、そこで終わるのはもったいない。
愚痴や不満は「課題の種」。共感で受け止めた後、「じゃーどうする?」という問いで、未来のアクションへと繋げましょう。
その小さな意識の変化が、あなたの事業を成長させるだけでなく、あなたの周りにいる仲間との関係性をも、より価値あるものに変えていきます。
まずは、次の仲間との集まりで、たった一度でいいので「じゃあ、どうすればよくなるかな?」と、未来に目を向けた一言を付け加えてみませんか?
その一言が、あなたとあなたの大切な仲間の未来を、もっと面白くするはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お役に立てていただいて「ありがとう」な毎日をお過ごしください(^^♪
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